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小学校1年生の時に母から教わったこと


 

5月はゴールデンウィーク、母の日とイベントが続き

あっと言う間に過ぎていきますね。

 

5月20日は「子(5)連れ(20)」と読む

語呂合わせから「子連れの日」なんだそうです。

 

1年365日。いろんな記念日がありますね。

 

さて今日は私が小学校1年生の時のお話しです。

なにせ、かなり前なのですが、この出来事は今も

しっかり覚えています。

 

ある晩のこと、母と一緒に夕飯の後片付けを

していた時のこと。

 

小学校へ通い始めた私はこんなことを母に話したのです。

 

「あのね…○○ちゃんって意地悪なんだって。」と

…すると母は私の顔を見てこんな事を言いました。

 

「えっちゃんが意地悪されたの?」

私は「意地悪なんてされてないよ。」と答えると

母は私に「じぁあ、分からないね。」と言ったのです。

 

子どもながら、母の言葉にとても納得して、

「そうか、人が話していても、本当かどうかは?

自分で確かめないと分からないんだ。」

と思ったのです。

 

そんな短い会話だったのですが

その後の私の人生でその言葉を思い出す出来事

は沢山ありました。

 

人の言葉は多くは主観で、違う人から見るとまた違う。

そのことはカラーの講座で色が感じるイメージのワークを

していると良く分かります。

 

SNSなどで簡単に様々な情報を手に入れることが出来る今

「知らないのに知っている」かのように思い込んでいないか?

…と、少し立ち止まり、出来事から距離を取ることを

大切にしたいと思います。

 

「共感」という言葉は

「同感」と混同されやすい言葉なのですが、

 

「共感」は「人はみんな違うのだ」という事が

ベースにあります。

 

「あなたは○○と考えているのね。」

と相手の視点になって共に感じるのです。

だから価値感が違っても共感することは出来ますよ。

 

色育ではお互いを大切に思い、心と心を繋ぎ

信頼関係を築くお手伝いをしています。

 

今思えば、その根っこは母から教わった気がします。

 

 

日本色育推進会

代表 志田悦子

 

 

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